一度きりの人生、自由に生きる

労働を早期リタイアし、お金がお金を生み続ける資産を持つのが目標

【1からやり直し!?】人事異動制度はもう古い

はいどうもこんにちは。
数年に一度異動するのは当たり前だ。全く知らない場所で0からやり直すんだ。ずっと同じ場所にいれると思うな。chibamaxです。

本日は企業を弱体化させる人事異動はもう古いというテーマです。
タイトル画像
人事異動は会社に入ると当たり前の定例行事と我慢して受け入れてしまっている方は多いのではないでしょうか?

人事異動とは

人事異動と言えば、数年に一回定期的に人事部によって行われるものですね。
決め方についてはブラックボックス状態で、なぜ異動先へ転属なのかの説明すらなされません。
自身の意図や要望とは関係なく決められてしまい、辞令が出たら逆らわずに大人しく言われた通りに異動しなければなりません。
つまり、
その会社で働く社員は断ることができないものである
と言えます。 
人事部の掟
※画像はイメージです

無論、人事異動そのものが悪いことでなく、使い方によっては良いこともあります。
(ちなみに海外では会社都合で専門外の部署に異動になることはないそうです)

 

異動のメリット

  1. 従業員のスキルの幅が広がり、様々な業務の知識をつけることができる。
  2. 適材適所に配置させることにより、個人ごとの業務効率が上がる。
  3. 新規事業立ち上げや、人員不足への補充、組織の再編成ができる。
  4. 同じ仕事を続けることによる怠慢や油断から起きるミスの対策になる。
  5. 新しい気持ちでリフレッシュできる。
  6. 失態に対する懲罰による左遷。(恐怖支配

などが言われていますが、従業員の一番のメリットは「人間関係や職場の雰囲気が悪い・劣悪なところからの脱出」でしょうね。
管理者や役員の異動に関しては、組織の硬直化や業務違反が恒常的に行われることの防止の目的もあるそうです。
(逆に異動先の部下からのイジメに合うこともあるようです。)

 

異動のデメリット

  1. 身につけたスキルや知識が全く役に立たなくなる。
  2. その人しかスキルや技術を持っていない場合、異動までに全部引き継がなくてはならない。(何度も無駄な引き継ぎ)
  3. 人間関係等(下手したら下っ端から)全て一からやり直し。
  4. 自分に全く合ってない(やりたくもない)仕事をさせられる。
  5. 合わない仕事によって生産性・モチベーションの低下がおきる。
  6. 勤務先によっては引っ越しが必要になる。
  7. 環境の変化により体調不良を引き起こす。
  8. 慣れない職場でのストレス増加・やる気の低下が起きる。
  9. モチベーション低下による生産性の低下が起きる。
  10. 「どうせまた異動」と考えてしまい学習意欲が起きなくなる。
  11. どんな仕事をしても給料が変動しない現代では更なるやる気の低下に繋がる。

などなど…(正直書ききれません)
現代の仕事は特に専門的なスキルが必要になる場合が多いと思います。
そのためには何年もかけて育成する必要があります。にも関わらず2~3年毎に異動させ、更には短期間で一から深くまで学ぶことを強いる。
よってどのスキルもそこそこになってしまい、仕事も中途半端にしかできなくなってしまいます。

そして、社員の育成などポジティブな意図での異動ならまだしも、業務上のミスや不祥事等で押し付けのように異動させられた社員が異動先で成果を出すのは難しいと思います。

 

異動は定例行事

今の企業は意味もなくただの定期行事のような異動を行っています。
本人の意思や思考をほとんど無視して、勝手に上に人間や人事部だけで決めてしまうというシステムになってしまっています。
それに対して何も意見することもできない社員。
なぜなら異動は業務命令であり、お金という人質や職を失うリスクをちらつかされては文句も言えずに従わざる負えないからです。

しかしながらそういった悪しき文化は今後の時代は全く合っていません。
これからの時代は専門知識を活かせるところ・やってみたい仕事を聞いた上でなるべく本人の意思に添った異動を行うべきだと言えます。
そして辞令の際にはなぜその異動先になったのかの理由をしっかりと伝えるべきなのですね。

 

まとめ

  • 人事異動のやり方に問題がある

人事異動を有効に使えば会社の利益に繋がりますが、書類上でしか知らない人事部の人間が社員をまるでチェスの駒のように有無を言わさず異動先を決めることは会社の成長どころか弱体化に繋がります。

 

  • 異動を希望している人間を異動させるべき

仕事に必要な人数の調整は必要ですが、異動を機に辞めてしまったり、病気になってしまう、モチベーションが著しく低下するなどのリスクを考えると、社員に対して厚遇するようになってきてる昨今では社員の希望に添うくらいは可能なのではないかと思います。

 

  • 異動を定例行事として行う企業に未来はない

古い風習に適当な理由つけ、そのまま定期的に誰しもを異動させてもほとんどメリットはありません。

従業員の意見を全く聞かずに強制的に異動させるような企業は時代にマッチしているとは言えません。

そういった企業に未来はないと言えるでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

人事部によるブラックボックス内での人事決定方式には、疑念を持たざる負えません。
自分のことを書類上でしか見てない全く知らない人間に異動させられているのですから。無論反論は受け付けない。
こういった古くから残る悪しき伝統は全く現代の環境に合っていないと思っています。
自分の会社にこれが当てはまるという人は、延々と成長することなく使い回されてしまいます。すぐにとは言えませんが、なるべく早く抜け出す必要があると思います。

それでは今日はこの辺で。アデュ。
にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ