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【よく聞くけど知らない】日経平均株価について考察してみる

はいどうもこんにちは。
バブル前に先物取引をやりたかった(生まれてない)。chibamaxです。
 

本日は日経平均株価についてお教えしたいと思います。

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日経平均株価とは日本の代表的な株価指数であり、日経平均・日経225・Nikkei225・NI225などの略称で呼ばれます。

価格の算出方法は、東京証券取引所第一部(東証一部)に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を日本経済新聞社が選定し、その単純平均を指数としています。

日本の株価指標としては最も知名度の高い株式指標であり、東証株価指数 (TOPIX) と並んで普及しています。

TOPIXとの違いは、
日経225が225銘柄の株価の平均であるのに対して、
TOPIX東証一部全銘柄の時価総額を指数化しています。(時価総額加重方式)

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つまり日経225は1株あたりの単価が高い「値嵩株(値がさ株)」(ファーストリテイリング東海旅客鉄道など)の変動に大きく左右され、TOPIX時価総額の高い企業(トヨタ・NTTなど)の変動に左右されやすいということです。
つまりファーストリテイリングユニクロなどの持株会社)1社で日経平均の約8%となり、値嵩株企業の動きに偏ってしまうという問題があります。

2019年現在日経平均株価は23,000円ほどですが、日経平均の算出が始まった、1949年は単純平均株価が176円21銭でした。
その頃はまだ日経225を指標とした金融商品はなく、ただの日本株価の指標として見られていました。
1980年代になると、日経225先物取引・日経225オプション取引が開始されました。
1989年には日経平均の最高値に達するも、1990年にバブル崩壊によって2万割れとなります。
その後はITバブル崩壊リーマンショックアベノミクスなどの変動を繰り返し現在に至ります。

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証拠金取引(差金決済)が開始された直後にバブル崩壊が起きたため、もし売りポジションを持っていれば凄まじい利益が出ていたことでしょう。

その頃のトレード方法はよく調べてないので分かりませんが、恐らく(今と比べて)低スペ端末とISDN回線なので高速トレードは不可能だと思います。(バブル経済で青天井状態だった中でショートできる人は中々いないと思いますが…)

現代では機関投資家による高速回線とスーパーコンピューターを用いた高速トレードが当たり前となり、素人が利益を上げ続けられるのは難しいですね。


まとめると、

日経225は東証一部225銘柄の単純平均なので、値嵩株の影響を強く受ける
ファーストリテイリングが1社で約8%ですね

世界の投資家は日経平均株価ではなく、東証株価指数(TOPIX)を重視している

日経平均を指標とした金融商品(日経先物など)があり、企業単体の地政学的リスクの影響を受けにくい
株価単体で下がっているのか、日経全体に引っ張られるのかも分かりますね
 

いかがでしたでしょうか?

日経平均チャートはビットコインのチャートと酷似していると言われており、バブル期からの大暴落やその後の動きなどが非常にそっくりです。
あまり相関がないように見える日経平均ビットコインですが、チャートが似ているのは全く関係がないようには思えません。
投資先として選ぶ選ばないにしろ、様々な金融商品の歴史やチャートの形を学ぶことは非常に勉強になると思います。

それでは今日はこの辺で。あでゅー!