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【それでいいのか埼玉県民】上田清司元埼玉県知事について考察してみる

はいどうもこんにちは。
今までは政治に全く興味のない「模範的な埼玉県民」でした。chibamaxです。

本日は上田清司”元”埼玉県知事について考察していきたいと思います。
※今回の記事は自分が感じたことをそのまま書いていることが多いです。

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上田清司元知事といえば10/27に行われる埼玉県参議院補欠選挙に立候補し、
NHKから国民を守る党・党首の立花孝志氏と一騎打ち状態となっていますね。
立花孝志 vs 上田きよし の戦いは、既得権益(テレビ) vs  反既得権益(ネット)の戦いとも言われています。

上田氏は1993/07~2003/08の10年間衆議院議員を、2003/08~2019/08の16年間埼玉県知事に就任していました。
政治キャリアは26年に及びます。
私が子供のときから議員・県知事をやっていたわけですが、正直”何もしない政治家”の部類に入ると思います。
16年県知事やってて何をしていたのかも分かりません。周囲の人間に聞いても名前すら知らない人ばかり。
上田氏は衆議院3期、県知事4期連続当選と人気があるから当選しているように見えますが、実際は投票率の低下によって組織票が有効となってしまっているからです。埼玉県民の投票は30%近くで4人に1人しか投票していません
日本全国的に言えますが、「政治家は選挙のときだけで当選したら何もしないから投票すら面倒」という思いが強く、埼玉県民も政治への興味を失いつつあります。

上田氏は投票率の低下について「無投票が多く、全体の底上げができなかった」と語るだけで何もしない
それは自分の組織票がある限り、投票率の低下は自分の議席確保を確固たる物にできるからです。
なので埼玉県の投票率低下は上田氏にとってかなり都合がいいことになります。

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政治に興味のない国民から選ばれた政治家に熱意などあるはずがなく「何もしなければ叩かれないから何もしない典型的な政治家」が堂々と政界でのさばっているわけです。

つまり、
国民の政治への関心が無くなり投票率が下がることは「既得権益」にすがる政治家にとって、ものすごくありがたいことだと言えます。

今回の埼玉補選ですが、皆様お気づきか分かりませんが、
立花氏は積極的にYouTubeや街頭演説を行っていますが、対する上田氏はほとんど何も行っていません

なぜかというと上田氏は、
「現埼玉県知事の大野氏との議席交換を行い、補選費用22億円を無駄に使ってしまっているから補選自体を騒ぎ立てずに終わらせたい意図がある」
だと思っています。
埼玉補選実施理由については過去記事でも紹介しています。

大野氏の弁解(言い訳)では「参議院が選挙で減ってしまうから辞められない。自分は責任感の塊だから8月3日までやりきる

と言われてますが、
2週間の間、あなた一人で何をするつもりですか?
それどころか8月の僅か3日分の給料(歳費130万円、文書通信費100万など)の無駄な税金のほうがもったいない早く辞めて頂きたい
と思いました。(感情的な発言をお詫びします

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上記理由を立花氏は追及していますが、上田氏は完全に沈黙していますね。
YouTuberなど個人の取材は全て拒否という状態。
立花氏はこの30億近い税金を無駄にする異常な行為に対して勝機を見出しているといった状態です。
そもそも上田氏の公約の9条改正と地方重視って…今の自民党が全く同じことを目指してるわけで(本当に政治をやる気があるのであれば)上田氏が気合いいれて取り組むべきことはもっと他にあると思います。
当選しても今まで通り何もしませんから、あなた方はそのまま投票しないでね」って言ってるようにしか思えません。

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しかし日本のほとんどの政党が上田陣営の支援を行っているため、テレビはさすがの情報統制で選挙についてほとんど触れませんね。やはり非ネット世代の投票率の高いため、立花氏にとってはかなりの逆境といった状態です。


まとめると、
上田氏には固定票(組織票)が10%(60万票)あるため、何もしなくても当選する可能性が高い

 
大野氏との「議席交換」に気づかれたくないので選挙を大事にしたくない


埼玉県民が政治に興味を失う投票率低下)ことは上田氏の当選率の向上に繋がるため、これほど都合のよいことはない
当選しても”県民のための政治”などするわけがなく、当選後も今まで通りの既得権益にすがる『何もしない政治』を行い続ける


いかがでしたでしょうか?
勘違いされそうですが、「決して上田氏に投票してはいけない・立花氏に入れろ」という記事にしたいわけではなく、埼玉県民の皆さまに少しでも政治に興味を持ってもらい
選挙に行って欲しい
という思いで書いています。(99%個人的偏見の記事ですが
最終的な目的は自分で候補者について調べて投票してもらうことにあります。
それでは今日はこの辺で。あでゅ!