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【似てるけど全く違う】外貨預金と外国為替証拠金取引(FX)の違い

はいどうもこんにちは。
日本円で銀行貯金するくらいなら外貨預金します。chibamaxです。


本日は外貨預金とFXの違いについての記事です。
両者は似ているようで中身は全く別物と言っていいです。

タイトル画像

以前、銀行貯金は損するという記事を書きましたが、外貨預金やFXを使った資産運用によるリスク回避を紹介しました。


今回は両者のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。


  • 外貨預金

日本円でドルなどの外貨を購入し、外貨として銀行貯金するものです。
例えるなら株式の現物取引のようなものです。
円貯金との違いは、金利(利息)と決済時の損益が発生することです。

外貨預金表

日本より金利の高い国の通貨に買えることにより、高い金利を受け取ることができます。

日本の物価は1年間で約1%ずつ上昇しています。
しかし日本の大手銀行の金利はせいぜい年0.01%くらいです。
前記事でも紹介しましたが、(日本の)銀行に預けることは「必ず負ける投資」と言えます。
日銀は金利を下げたため、銀行に日本円を預けていてもほとんど利息を得られません。
逆に手数料等でマイナスの人もいます。

不安定な通貨ほど、外貨を取り入れるために高金利となってます。
高い利息ばかりに気を取られてしまうと、激しい値動きによって貯金のはずがギャンブルになってしまいます。

ちなみに利息による利益の確定申告は必要ありません。(国内金融機関を利用する場合)

 

預けた時よりも円安になれば、為替の値動きによる「差益」を得られます。

差益決済の図

例えば、株のようにドルが安い(円が高い)ときに買ってドルが高くなったら(円が安くなったら)ドルを売ることによる利益です。
日本円で外貨を買っていることになりますが、その都度為替手数料を取られてしまうので注意が必要です。

しかし逆に円高になると「差損」となってしまいます。
そして外貨から円に戻した際に利益が出ていた場合、納税の義務が発生します。

為替差益については所得申告が必要となる場合があります。(予約レート無の場合)
差損の場合は、他の雑所得と相殺することができます。
ちなみにchibamaxは楽天銀行を利用しています。
通常預金からネット上で即外貨預金ができるからです。(宣伝ではないので自分の使いやすい金融機関を利用するのがよいです)


本来FXとは、外国為替(foreign exchange)のことを指すので外貨預金と勘違いされやすいですが、FXといえば「証拠金取引」のことを指します。


証拠金取引とは、株や外国為替のように売買の度に代金を受け渡しはせず、決済時に売買によって生じた損益(差額)のみを受け渡します。(差金決済)

fxと外貨の違い

つまり新規建て(購入)時に受け渡し金は必要ありませんが、取引で損失が発生してしまった場合に決済できるよう必要な代金(証拠金)を預けておく必要があります。 

 

FXで一番大損の理由が、預けている証拠金分以上の損失となった場合、機械的強制ロスカットで決済されてしまうことです。


FXの取引が行える取引所では、レバレッジがかけれるようになっています。
レバレッジについては過去記事にて紹介しています。

簡単に言うと証拠金は4万しかなくても、現物では100万円相当分の取引が可能になります。


まとめると、


安全性は今ある日本円分しか外貨を買えない"外貨預金"のほうが高い


しかし為替は値動き(ボラティリティ)が少ないため、小額ではほとんど利益は出ない
FXのレバレッジ効果はそのボラティリティの小ささをカバーするためのもの
運用方法によっては中長期的に少しずつ利益を出していくことが可能


FXは少ない資金を短期で増やすことが可能だが、その分大損害を被るリスクも高まる
(chibamaxは間違った運用によって何度も資金を減らしてます)
 
銀行貯金する資産を外貨預金し、無くなってもよい余剰金でFXを行うべき
(無論リスクは伴うので元本割れしたとしても”当方では責任持てません”)


いかがでしたでしょうか?

銀行に預けている余剰金があるのであれば、リスクの少ない外貨預金を行ってみてはいかがでしょう。
FXはリスクが高い分短期間で高額なリターンが期待できますが、ハイリスクで勝ち続けるのはかなり難しいです。
資産を守るという目的であれば、外貨預金かレバレッジをほとんど使わない低リスク運用がよいと思われます。

それでは今日はこの辺で。あでゅー。

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